アーバンタクティカルなEDCをつくってみました

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以前レビューした MAGFORCE MF-0272を使って、アーバン(都市的)タクティカル(戦術的、計画的)なギア達をセッティングしてみました。

PVC加工で水や汚れに強くアウトドアにはもってこいのタフなポーチ。
サイズは縦19.5cm×横14.8cm×厚さ3.8cm。
フルサイズのギアがスッポリ収まる大きさです。

中身

左上から

  • リップクリーム
  • ピンセット
  • マスキングテープ
  • ライター
  • スライド缶

リップクリームはいつものバーツビーズを専用ケース(29TH ELEMENT CHAPSTICK SLEEVE)に入れています。いつもの黄色いボディが気になる方や、人とは違う雰囲気にしたいときに。銅や真鍮のケースなら経年変化も楽しめます。(おそらくバーツビーズ専用で他のリップクリームは入らない)
フルカバーはされていないのではみ出た黄色はマスキングテープやスプレーなどでブラックアウトするとさらに◎

同じものは現在販売されていないようですが、他のCHAPSTICK SLEEVEはこちらで購入できます。(海外通販です)

ピンセットはUncle Bill’s Sliver Gripper Tweezers。
薄くて軽くてかっこいい。邪魔にならないので空いたバンドの穴埋めとして。
アメリカ製。

マスキングテープはバンドの幅サイズに切った厚紙に幅広のつや消しテープを巻いたもの。空いたバンドにぴったり収まるツールを自分で作るのもありかと。
カモ井加工紙のマスキングテープは綺麗なつや消しで、切り口や、破れた部分まで黒く目立たないので、色が気に入らないものに貼るのによく使用します。モノはいいのにロゴはダサいとき、ケース、段ボールや家電、壁などの色を変えたいとき、もちろん保護にも◎

いつものBICライターには青いマスキングテープとビニールテープ。
いつのまにか燃料がなくなっていることもないし、知らぬ間に割れたりすることも今までなく、信頼性は最高です。薄くてEDCポーチにフィットし、邪魔にならないところも◎

その下のバンド部分にはダクトテープを。なかなか使う機会はありませんが、持っているとかなりの安心感を得られるアイテム。

セリアのスライド缶の中身は、鎮痛薬、現金、予備の充電ケーブル、ライトニングアダプター、USB-Cアダプター。中身はネオジム磁石で固定。
固定しておくと傷や劣化が防げます。

ファスナーポケットの中身は以前ご紹介したコンタクトレンズ&ファーストエイドキット、旅行用歯ブラシ。

コンタクトレンズケースや保存液、ガーゼにも使える圧縮おしぼり、耳栓、歯間ブラシ、缶切り(P-51)、絆創膏、ブリーズライト、ミラー(缶のフタを磨いたもの)、クリーニングクロスなどを入れてあります。

ファーストエイドキットに使用したのはアルトイズサイズ缶。この缶で別にファイヤーキットやお泊まりキット、サバイバルキットなどを準備しておいて、行き先にあわせてサッと入れ替えるのもいいかもしれない。

旅行用歯ブラシは、Amazonで激安の歯ブラシ。
やわらかめの毛で、使い捨ての歯ブラシよりヘッドも大きく、使用感は良いです。
中国から直接配送されるので、忘れた頃にやってきます(私の場合は16日かかりました)。
しかもブラックを注文したはずが、どうみてもライトよりのグレー。間違ったのかこういう色なのかすら不明ですが、送料込みの185円だったので文句はありません。
以前購入した使い捨ての歯ブラシ付属の歯磨き粉が内部にぴったり収まります
市販の旅行用歯磨きセットより、かなりコンパクトに収まっていると思います。

歯磨き粉(3g)のみの販売もあるのでこのウルトラライトな組み合わせは登山などにもいいかもしれません。

こちらのMISOKA TRAVEL↓もいい線いってますが、シックなブラウンが生産終了。お値段もそこそこします。定期的に買い替えたいのであまり高いものは×

ファミリーキャンプや災害備蓄用ではビジネスホテルなどによくある使い捨て歯ブラシがやっぱり便利。
使い捨てなので人にあげられるのが◎。あらかじめキャンプセットや非常持ち出し袋に入れておけば忘れなくて良いし、帰宅後に荷物の中から探す必要もありません。
付属の歯磨き粉の量は約3回分で、夜と朝使用するには十分。

中央

このポーチの中央部分にこの上なくシンデレラフィットしているのは、先日のフラッシュライトのレビューにも登場したFenix ARE-X11 18650 バッテリーチャージングキット
マイクロUSBケーブル内蔵でモバイルバッテリーとしても使える賢いやつ。
容量は3500mAh スマホ1回分強。フラッシュライトと同じバッテリーを使用しているのでもしライトが不要な場合は7000mAhの容量を持ち歩いていることになります。
状況にあわせてフレキシブルな対応が可能。

定価は約40ドルなので購入先には気をつけたいところ。公式ストアで買うと安いです。

Amazonで同じようなチャージャー兼モバイルバッテリーも売っているので、18650バッテリーが余っている方や、18650バッテリー使用のライト等をEDCしている方は加えてみるといいかもしれません。

右側

  • マルチツール
  • ペン
  • ライト
  • ハサミ

マルチツールはLEATHERMAN MUT ブラック。最もタクティカルなマルチツールといえばこれ。
意外と使うのがブロンズ製のカーボン落とし。他の金属より柔らかいのでこびり付いた硬い汚れを落とせます。硬く結んだロープをほどくのにも便利。
ワイヤーカッターやカーボン落としなどは交換式で消耗は気にせず使えます。
持っているだけでも大満足。買って損はありません。

ペンはFisher Space Pen trekker Pen
キーリング付きでコンパクト。ボディーは金属製ですが、両端部分はプラスチック製。小さい割にはずっしり重く頑丈そのもの。見た目もカッコよろしい。スペースペンなので濡れた紙でも、無重力でも、灼熱(121℃)でも極寒(-35℃)でも書けるらしい…

ライトは先日レビューしたFenix UC35 V2.0 Tungsten Battleworn Cerakote FinishにTHYRM フラッシュライトリング 大 SwitchBack 2.0 ラージを装着したもの。
かっこよさも性能も抜群のFenix UC35 V2.0。タクティカルな見た目なのにバッテリーインジケーター付きでUSB充電式。現代のツボを押さえた良いプロダクトです。セラコートによるエイジングカスタムも◎。

ハサミはこのブログではおなじみのMARATAC コンパクトトラウマシアーズ
このマイクロセレーションの刃で、布やレザー、薄手の金属やプラスチックを滑ることなく切ることができます。
ミニサイズでいろんなポーチにフィットするのでイチオシです。

まとめ

ここぞという時の、ハイスペックなギアを集めてみました。いつものミニツールばかりじゃ物足りない時もあります。
タクティカルな見た目と、通常使用にも便利な機能。かっこよくてちゃんと使えるアーバンタクティカルEDCのご紹介でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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